syrup16gとランウェイ
syrup16gが「LAD MUSICIAN」というブランドのファッションショーで生演奏をする、と突然の告知された。驚いたし、インスタライブで一般人にも見せてくれるのに感謝した。
ランウェイの後ろ、薄暗いところに3人のシルエットが見える。デザイナーの方が元々シロップファンのようで、以前「バナナの皮」からインスピレーションを得たニットを作ったりしていたようだ。
コレクションの大半が真っ黒だったのは、ショー休止後10年間の内向きな気分を表現したから。そして、シロップ16gを引き立てるためだという。
https://www.wwdjapan.com/articles/1913293
セトリが正常、ハピネス、不眠症、落堕、coup d’Etat、空をなくす、の計6曲。 ブランドが20周年の時、曲を依頼したそうだけど断られたらしい。あの頃の五十嵐ではできなかったことも、今の五十嵐、というか今のsyrup16gならできる。その違いがファンとしてうれしい。
生まれておいで、生きておいで
ネットの事前予約は気づいたら完売していたので、当日券を求めて直接国立博物館に向かった。10時頃には着いたけれど、すでに13時半以降の枠しかなかった。
入場時間までかなり時間があるし、都美の展示を見たらちょうどいいかなと思ったが、目当ての企画展は10月からスタートでまだ始まっていなかった。国立博物館から都美までの短い距離でも、汗だくになりながら移動したのに…。暑いし上野でうろうろしたくないしで途方に暮れた。都美の自販機には、自分の生活圏ではなかなか見かけない「ざくろ&アールグレイの美酢」のペットボトルが売っているのが救い。それを飲みながらロビーでちょっとだけ涼んだ。
こうなったらエルメスの方の「生まれておいで、生きておいで」を先に見てしまおうと思い、博物館前から出ている無料のシャトルバスを利用して銀座まで移動。11時半には銀座に着いたが、こちらも開始が12時からでまだ少し時間があった。適当な蕎麦屋でお昼をさっとすませ、12時前にはエルメスに戻ったけれど、既にかなりの人が並んでいた。
印象に残っているのは、手すりにちょこんと乗った小さな木の人型。その見つめる先を一緒に見た。小さくて丸い鏡、ビジュアルにもなっている花が見えた。
時間が来たので上野に戻り、国立博物館へ。こちらの展示は国立博物館の常設展を周回させる構成になっていた。内藤礼展を見に来たつもりで平成館に向かったがそこの展示は1室しかなく、次はすぐに本館へ移動するのでどんどん常設展との境が曖昧になっていく。窓から自然光の入る広い空間にぽつぽつと置かれたガラスケースやつり下がるガラス玉。祈りの空間だと強く感じた。
IKEA
友人たちと立川のIKEAに行った。買うか迷っていた定番のかごと、新商品(?)の竹で出来た華奢なハンガーを買った。馬の絵柄に惹かれて、使い道があまりなさそうな小さなジップロックも買ってしまった。
最後にアウトレット品のコーナーを見ていたら、欲しかったけれど2つセットなのが引っかかって買うのをやめた小鉢がひとつだけで売っていて、あつらえたようでうれしかった。たぶんもう1つが割れてしまったんだろう。
帰宅してさっそく新しい竹のハンガーに入れ替えてみたが、思いのほか使いやすくて買い足そうと思った。